『ボヘミアン・ラプソディ』で人気再沸騰中のQUEENですが、それに関連して、例によってウルトラマニアックな逸品をご紹介したいと思います。
『女王様物語』(女王様、1996年)。私が学生の頃にひっそりと発売され、ほとんど話題にならずに廃盤になってしまった企画モノです(;^ω^)
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最大の特徴は、
QUEENのヒットナンバーをすべて「日本語直訳」にして歌っていること。色モノ企画ではありますが、QUEEN愛に溢れており、これはこれで感動します。
<さまよえる魂のための狂詩曲(ボヘミアン・ラプソディ)>「母さん、俺やっちまった。あいつの頭に銃をつきつけ、引き金を引いちまったんだ」
(Mama, just killed a man. Put a gun against his head. Pulled my trigger, now he's dead)
<自転車競走(Bicycle Race)>「僕乗りたいな〜僕の自転車に〜♪ 僕乗りたいな〜僕のに〜♪」
(I want to ride my bicycle, I want to ride my bike)
日本語直訳ロックというジャンルは、「王様」という男性アーティストが作り出して、ほんのわずかな時期ではありましたが、それなりに話題になりました。ただ、色モノに分類されてしまい、それ以上発展しなかったことが残念です。英語の勉強にもなるのに……。
●カタカナ化させてしまう日本語の功罪日本語って、外来語をカタカナにしてしまう傾向が強いでしょ。たしかに、便利ではありますが、英語習得においてはマイナスに働いてしまうんですよね。本当の意味を理解しないまま、言葉だけが独り歩きしちゃうので。
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日本語は外来語との格闘の歴史エンバイロンメントって何? アカウンタビリティーは? スキーム、デフォルト、ポートフォリオ、リターナブルって何なのさ?
(´・ω・`) こんなものわかりませんよね。カタカナ外来語の弊害ですな。
ですからね。
何かの間違いで「日本語直訳ロック」がブームになってくれないかな〜と密かに願っているんですよ。
さぁ皆さんも、
ドンドンパッ!
ドンドンパッ!
「いつかおまえを揺さぶる」(We Will, We Will Rock You!!!)
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