2012年07月20日

参加ミュージシャンのメンツが凄い「村田陽一SOLID BRASS」

「村田陽一SOLID BRASS」は、気鋭のトロンボーン奏者・村田陽一が率いるジャズユニット。

そのメンバーは凄く、西村浩二(トランペット)、荒木敏男(トランペット)、エリック宮城(トランペット)、小池修(サックス)、竹野昌邦(サックス)、本田雅人(サックス)、山本拓夫(サックス)、佐藤潔(チューバ)、村上“ポンタ”秀一(ドラムス)、佐野康夫(ドラムス)、仙波清彦(パーカッション)、菅野よう子(ピアノ)などが参加しています。

ゲストメンバーもありえないほど豪華で、桑田佳祐(ボーカル)、近藤房之助(ギター)、Char(ギター)、渡辺貞夫(サックス)、デイヴィッド・サンボーン(サックス)、ボブ・ミンツァー(サックス)、マイケル・ブレッカー(サックス)、マーカス・ミラー(ベース)、スチャダラパー(リズムプログラミング)
となっています。

スタンダードンナンバーあり、ファンク調あり、ロック調ありなので、ジャズを初めて聴く人にもとっつきやすくなっています。


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2012年05月22日

ナランチャから生きる勇気をもらった ― 『ジョジョの奇妙な冒険』

前回、学生時代に助けられた本のことをお話ししましたが、同じく助けられた「マンガ」もあります。
いろいろあるのですが、本日は『ジョジョの奇妙な冒険』をご紹介します。

熱狂的なファンが世界中にいる『ジョジョの奇妙な冒険』。
私も1987年の連載開始から現在の第8部「ジョジョリオン」まで、ず〜っとファンです。

このマンガの魅力については、様々なサイトが紹介していますから、記事の最後の外部リンクをご覧ください。
ここでは私が本当に救われたシーンをご紹介します。

前回でも述べましたが、学生時代とくに就職活動期には先のことがまったく見えずに苦しんでいました。
心は中国に留学したいのですが、踏み切れない自分がいました。
まわりの友人に相談しても、「あんな国に何しに行くんだ」と言われたりして、ますます落ち込みました。
今から15年以上前の中国に行くというのは、かなり“変人”の部類だったんです。

しかし、就職活動をしても全く身が入りません。この向こうに私が目指す人生があるとは、とても思えなかったからです。
そんなとき読んでいたのが『ジョジョの奇妙な冒険』第5部でした。
ジョルノ・ジョバーナが主人公のイタリア・マフィアの話です。
この第56巻に、一生私の心に残るシーンがあります。

ジョルノ一行はマフィア「パッショーネ」に所属していましたが、ジョルノたちのリーダーであるブチャラティはボスの行動に怒りを感じ、組織を裏切る決意をします。
裏切りは「死」を意味します。
リーダーのブチャラティは、部下たちにいいます。
「助け」が必要だ。ともに来る者がいるのなら・・・この階段を降りボートに乗ってくれ
jojo-p113.jpgただし、おれはおまえたちについて来いと「命令」はしない
いっしょに来てくれと願う事もしない・・・
おれがかってにやった事だからな
だからオレに義理なんぞを感じる必要もない

だが、ひとつだけ偉そうな事を言わせてもらう
オレは「正しい」と思ったからやったんだ
後悔はない・・・
こんな世界とはいえ オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!

ジョルノ、アバッキオ、ミスタは、組織に殺されるとわかっていてもブチャラティに「付いていく」ことを決断しました。
また、フーゴは「付いていかない」ことを決断しました。

それに比べて、ひとり決断できないナランチャ。
jojo-p118b.jpg

「行くべきか、留まるべきか」、悩むだけで結論が出せない彼の姿は、
将来のことを決断できない自分そのものでした。

当然、ブチャラティに言われてしまいます。
「来るな」ナランチャ・・・  お前には向いてない。

そして、ブチャラティ一行はフーゴとナランチャを置いて、ボートを出します。
置いていかれてしまったナランチャ・・・
ただ、うなだれ続け、後悔し続けるのかと思ったら、彼はついに行動に出るのです。

jojo-p124.jpg

ブチャラティィィィィィィィィ! 
行くよッ! オレも行くッ! 行くんだよォーッ!!

彼はなんと川に飛び込み、泣き叫びながら泳いでブチャラティたちに追いつこうとするのです。

jojo-p126.jpg
 オレに『来るな』と
 命令しないでくれーッ!

 トリッシュはオレなんだッ!
 オレだ!

 トリッシュの腕のキズは、
 オレのキズだ!!






そんな彼を見て、私は涙が止まりませんでした。


「生きることってこういうことじゃないのか」と思い知らされました。
 泣こうが、
 わめこうが、
 カッコ悪かろうが、
 その先に困難が待っていようが、そんなことは関係ない。


 とにかく飛び込む。
 追いかける。
 悩んで留まっていれば進まない。
 そして、いつまでも後悔する人生が待っている。


 飛び込むんだ。
 その先に何があってもいいじゃないか。
 人から笑われてもいいじゃないか。
 心から、そう思えました。

ナランチャから生きる勇気をもらった気分でした。結果的に、私は中国留学を実現することができました。
ナランチャに感謝、『ジョジョの奇妙な冒険』に感謝、
荒木飛呂彦先生に感謝
です。

あるファンが「震災が起きたら何を持って逃げるか?」という問いに、
『ジョジョの奇妙な冒険』全巻と答えていました。
お金より、何より、「ジョジョ」だというのです。冗談みたいだけど、きっと本気だと思います。
きっとこの人もこのマンガから勇気をもらった一人なのでしょう。すごく共感できます。


★外部リンク
集英社公式ジョジョサイト
荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町
ジョジョ・コーナー/総目次  ・ジョジョ立ち教室  ・感涙名場面50選  ・ジョジョ美術館/本館
@JOJO(アットマーク・ジョジョ)―ジョジョの奇妙なニュース
ジョジョ百科事典
究極スタンド大全

posted by すぱあく at 07:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

本が「仕事の悩み」を救ってくれる2

私の友人に、「目指している大企業に入るため」に就職浪人までした人がいます。
彼の場合「その企業に入る」ことが主目的なので、そこまでできるのです。

気を付けるべきは、大手志向でないにも関わらず、「世間一般の価値観」に流されて大企業の面接→不採用を繰り返し、自信を喪失してしまう学生です。
そもそも、大企業に入ることだけが道なんですか?
一旦は「世間の常識」から離れてみましょうよ。

●「世間の常識」から一旦離れるための本
「自信が持てない人」の心理学 [単行本(ソフトカバー)] / 加藤 諦三 (著); PHP研究所 (刊)加藤諦三の本。
学生時代に最も助けられた本です。加藤氏は社会学者でラジオの悩み相談コーナーを30年以上にわたって続けている人です。「世間の常識」から一旦離れることができ、本当に心がラクになれます。
仕事は好きなもの、興味があるものから選ぶべきであって、自分のコンプレックスを埋めるために大企業を目指すのなら絶対にやめた方がいい。入社してから仕事が苦痛になるからだ。
 
あなたの寿命が尽きる時、天は「お前は三菱商事に入社できたか? トヨタに入社できたか?」とは問わない。ただ一言、「お前は満足な人生をおくれたか?」と問うのである。


生きる勇気が湧いてくる本 (祥伝社黄金文庫) [文庫] / 遠藤 周作 (著); 祥伝社 (刊)遠藤周作の本。
「沈黙」「海と毒薬」で有名な遠藤周作ですが、かなりの数のエッセイを書いています。テーマは人生・性愛・結婚・青春・仕事・宗教と幅広い割に、文章は難しくありません。誰でも読める人生指南書です。
夜というのが何のためにあるのだろうかと考えることがある。眠りというのが何のためにあるのだろうかと思うことがある。
だが明日という日が今日といういう日と違ってあればこそ、我々、生きている上で随分、助かっているようだ。今日、起こったいやなこと、不愉快だったこと、後悔の種になったことが、夜と眠りとの時間のくぎりのおかげで、どうにか鎮まり、やりなおしの希望がわいてくることがよくあるものだ。


新・メシの食える経済学―お金に恵まれる人生への手引き [単行本] / 邱 永漢 (著); グラフ社 (刊)邱永漢の本
“株の神様”、“お金の神様”として有名ですが、さまざまな企業の栄枯盛衰を見てきただけあって、就職や仕事に関するアドバイスは非常に参考になります。ちなみに、下記は昭和59年に出版された『努力しないで金持ちになる法』に書かれている内容です。今でも見事に通用することに驚嘆します。2012年5月16日、88歳で死去されました。氏の考え方はこれからの日本社会にとって、ますます重要になると思います。
今の一流企業が10年先も“一流”であるかなんて誰も保証できない。事実、私が若い頃の一流企業といえば「鉄鋼業」だったが、今の斜陽ぶりはご存知のところ。
逆に「株屋」とバカにされていた証券会社が“一流”になった。でも、さらに10年後はどうなっているか、わからない。
こんなこと、誰が考えても当たり前のことなのに、いざ就職となると、皆今の一流企業を目指してしまう。



これより以下、各本の紹介はブックレビューのコーナーにて。

●オススメのビジネス本
・中谷彰宏 『入社3年目までに勝負がつく77の法則』
・オバタカズユキ 『何のために働くか』
・栢野克己 『弱者の戦略』
横須賀てるひさの本
ちきりんの本
ビジネス本や経営者の本は無数にあるのでどれを読んでもいいと思います。何冊か読めば、きっと自分にピッタリのものが見つかるでしょう。大手志向でない学生、中小企業経営者は『弱者の戦略』は必読の書です。


●タレントやミュージシャンたちの本
・ビートたけし 『浅草キッド』
スティングのバイオグラフィー
「不肖・宮嶋」の本
どんな大物も、はじめは無名の素人だったんです。彼らが転機となるときにどういった行動に出たかがとても参考になります。


●ときにはテキトーに考えるための本
・高田純次 『適当教典』
・大槻ケンヂ 『のほほん雑記帳(のおと)』
あまり考えすぎると、おかしくなりそうなときがあります。そんなときこれらを読めば、悩むことさえバカらしくなします。爆笑必至なので電車では読まない方がいいです。


●古典に学ぶ本
・吉田兼好 『徒然草』
『孟子』
・アレクサンドル デュマ 『モンテ・クリスト伯』
・オマル・ハイヤーム 『ルバイヤート』
古典を敬遠するのはもったいないです。別に学者を目指しているわけではないのだから、現代語訳のものを読んで、役立ちそうなものだけピックアップすればいいのです。1000年経っても人間のやっていることは大して変わっていないことがわかり、逆に気が楽になります。


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posted by すぱあく at 16:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本が「仕事の悩み」を救ってくれる1

「就職難に悩みを抱えて自殺する若者急増」というニュースがありました。
大人の視点から見れば、「なぜ、そんな程度のことで命を落とすのか」と思うかもしれません。でも、当の本人たちはきっと相当苦しんでいたのかもしれません。

かくいう私自身も学生時代は先のことが見えず苦しんでいました。当時は、何も手が付かないほど悩んでいました。

私は、中国史オタクが高じて大学は中国史専攻に進みました。なので、そのまま「中国へ留学して、中国関係の仕事がしたい」と考えていました。
しかし、卒業が近づくにつれ、「もしかしたら、そうした考えは非常に甘いことなのかもしれない」と勝手に思い込んでしまったのです。
というのは誰でもそうだと思いますが、現実というものが重くのしかかってきたのです。
現実・・・つまりは、生活の安定やら、結婚やら、世間体やらです。
今から15年ほど前の中国は、まだ「遅れている国」というイメージでしたので、そうした現実とは正反対の道でした。

そうしたことを考えてしまった結果、世間一般の就職活動を開始してしまいます。そして・・・
 大企業や役所への就職 →安定生活の取得 →成功、勝ち組
 中小零細、ベンチャー企業への就職 →不安定生活 →失敗、負け組

という、いわゆる「一般的な図式」に自分からドンドン縛られていったのです。

そして、もともと大手志向ではないにも関わらず大企業への面接→失敗を繰り返し、就職活動が苦しくなってきました。「あぁ、めんどくさい、もう死んでしまいたい」と思ったこともありました。
私の場合は単なるグチで済みましたが、本当に命を絶ってしまう若者が今は増えているのだと思います。

では、私はどのようにしてこの負のスパイラルから脱したのか。
それは、ある作家のコラムで「悩んだら読書百篇しろ!!」というのを読んだからです。

“解決策は本の中にある”という考え方は、目から鱗が落ちたような気分でした。
というのも結局、自分の親や周りの友人というのは境遇が自分と似ているわけですから、現状を逸脱するような突飛なアドバイスを得ることは難しいわけです。
たとえば、「俺ミュージシャンになる!!」といっても、親がサラリーマンだった場合は的確なアドバイスが得られることはまずないですよね。
「バカなことを言っていないで、現実をよく考えなさい」という“一般的な”アドバイスが返ってくるのが関の山です。

ですが本の中には自分とは違う境遇、時代、生き方、解決方法が載っているわけです。
かといって、本屋によく並んでいる「生き方本」だけを読むのは無意味です。
大事なのは、あらゆるジャンル、国、時代の本を読むことです。そして・・・
・「あぁ、こんな大人物でも若いときは悩んでいたのか」
・「おぅ、こうやって解決したのか」
・「なんだ、俺よりひどいなぁ」

と、共感できる部分を探っていくことなのです。
私は、このようにして手当りしだいに本を読み、「己の道」というものを模索してきました。
結果的に、中国留学を決意し、お金をためるために一旦は中小企業に就職する道を選びます。
その後は迷いはあまりなくなり、ガムシャラに働いてお金を貯めて、3年後には希望通り中国留学を実現することができました。

さて、仕事のことで悩んでいるあなた。
大切な命を絶つ前に、「読書百篇」いかがでしょうか?


「あまり本なんて読まねぇよ」という人も大丈夫。
読書感想文やレポートを書くことが目的ではありません。
一字一句読む必要なんてないんです。
目を通していけば、見逃せないフレーズが出てくることがあります。そこにだけ注目すればいいのです。これは多読のコツです。

「そんなたくさん本を買うお金がねぇよ」という人も大丈夫。
2000年以上前にアレクサンドリア図書館が生まれてから今に至るまで、「図書館」というものがあるのです。そこで借りてください。

「地方在住だから本屋がねぇよ」
という人も大丈夫。
そもそも図書館なら必ずあるでしょう。
また、Amazonがあるじゃないですか。送料無料ですよ。

では、次回、私自身が「仕事の悩み」から救われた本をご紹介します。

posted by すぱあく at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

高田純次 『適当教典』


日本一のテキトー男である高田純次が、老若男女のあらゆる悩みに回答するという形式ですなのでっすが・・・
Q:「私は不眠症なんですが、どうすれば良いでしょうか」
A:「ああ、不眠症か〜。簡単だよ〜。2-3日寝なければいいよ。そうしたら4日目は眠れないという前に熟睡するよ」

みたいなやり取りが延々続きます。しかも、8割は下ネタです。

もし「なんか、もう疲れたな、死んでしまいたいな」と思ったら、この一冊。
大爆笑必至で、悩んでいたことさえ忘れます。


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posted by すぱあく at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

ビートたけし 『浅草キッド』


今の世の中は「下積み」をバカにする風潮があります
私も出版社時代は住み込みで研鑽を積みましたが、「時代錯誤だ」「何、泥臭いことをやっているんだ」とあからさまにバカにした人もいました。

一朝一夕で大きくなれる人はいません。後世で「天才」と呼ばれる人たちでさえ、修業してその地位まで昇りつめたのです。
であれば、凡人ならなおさら努力が必要でしょう。しかし残念ながら、自分を凡人とは思っていない、または思えない人が多くいることに気付きました。彼らにとっては修業は必要のない行為なのだと思います。

これはビートたけしの浅草での修業時代の自伝的エッセイです。
昭和47年、大学を中退したたけしは、浅草フランス座に飛び込んで芸人修業を開始しました。ダンディな深見師匠、気のいい踊り子たち、乞食のきよし等愉快な仲間に揉まれながら、自分を発見していきます。

後の大コメディアンで世界的映画監督となったビートたけしでさえ、無名時代があり、修行時代があったのです。夢を胸に抱いてもがいている人は、きっと勇気をもらえるでしょう。


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posted by すぱあく at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする