2018年12月08日

QUEEN愛に溢れた日本語直訳カバー『女王様物語』

『ボヘミアン・ラプソディ』で人気再沸騰中のQUEENですが、それに関連して、例によってウルトラマニアックな逸品をご紹介したいと思います。

『女王様物語』(女王様、1996年)。私が学生の頃にひっそりと発売され、ほとんど話題にならずに廃盤になってしまった企画モノです(;^ω^)

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最大の特徴は、QUEENのヒットナンバーをすべて「日本語直訳」にして歌っていること。色モノ企画ではありますが、QUEEN愛に溢れており、これはこれで感動します。

<さまよえる魂のための狂詩曲(ボヘミアン・ラプソディ)>
「母さん、俺やっちまった。あいつの頭に銃をつきつけ、引き金を引いちまったんだ」
(Mama, just killed a man. Put a gun against his head. Pulled my trigger, now he's dead)

<自転車競走(Bicycle Race)>
「僕乗りたいな〜僕の自転車に〜♪ 僕乗りたいな〜僕のに〜♪」
(I want to ride my bicycle, I want to ride my bike)

日本語直訳ロックというジャンルは、「王様」という男性アーティストが作り出して、ほんのわずかな時期ではありましたが、それなりに話題になりました。ただ、色モノに分類されてしまい、それ以上発展しなかったことが残念です。英語の勉強にもなるのに……。


●カタカナ化させてしまう日本語の功罪
日本語って、外来語をカタカナにしてしまう傾向が強いでしょ。たしかに、便利ではありますが、英語習得においてはマイナスに働いてしまうんですよね。本当の意味を理解しないまま、言葉だけが独り歩きしちゃうので。
 関連記事 ・日本語は外来語との格闘の歴史

エンバイロンメントって何? アカウンタビリティーは? スキーム、デフォルト、ポートフォリオ、リターナブルって何なのさ?
(´・ω・`) こんなものわかりませんよね。カタカナ外来語の弊害ですな。

ですからね。何かの間違いで「日本語直訳ロック」がブームになってくれないかな〜と密かに願っているんですよ

さぁ皆さんも、
ドンドンパッ!


ドンドンパッ!


「いつかおまえを揺さぶる」(We Will, We Will Rock You!!!)



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2018年11月18日

『アフリカ』(TOTO)

2019年2月に、レジェンド級バンドのTOTOが来日ツアーを行います。えっ、TOTOをご存じない? 
『アフリカ』(1982年)ですよ? 『ロザーナ』ですよ? 小林克也のベスト・ヒットUSAですよ? 
(;^ω^) いや、若い人が知るわけないよな。



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それは本場アメリカでも同じだったようですが、今年カバー版が大ヒットしたことで本家TOTOの人気が若い人たちからも急上昇だとか
カバーしたのは、ウィーザーというバンドです。



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ちなみにオーストラリアのバンドChaos Divineも、2012年に『アフリカ』をカバーしています。めちゃくちゃロックテイストな仕上がりになっています。



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2016年06月24日

渋谷スクランブル交差点とロボットレストランで撮影した「Panic Station」(Muse)

Shibuya_Scramble_Crossing.jpgインバウンド華やかなりし現在。「日本に旅行に来たキッカケは? 和食? 富士山?」と質問すると、

「いいえ、渋谷のスクランブル交差点です (`・ω・´)キリッ」

という外国人観光客、結構多いです。興奮しながらGoProなどのアクションカメラで撮影している人もいっぱいいますね。

彼らからすると「なんでこれだけの人が一斉に動いて、ぶつからないんだよ!」と神秘的な光景に見えるとのこと
(^_^;) へ〜、そういうことですか。これは日本人に無意識に備わっているスキルですね。

イギリスのロックバンドMuseの「Panic Station」(2013年)は、そんなスクランブル交差点および新宿歌舞伎町のど真ん中にあるロボットレストランなどで撮影したMV。

ロボットレストラン(外部リンク)のことを知らない日本人は多いのですが、外国人観光客からの知名度はバツグンに高いです。何それ?と思う人は、ぜひMVを見てください。




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2011年04月01日

「負けてもいいじゃないか」馬場俊英さんの応援歌

「大人の視点」シリーズは今回が最終回。しめくくりに紹介するのは歌手の馬場俊英(ばば・としひで)さんです。
baba.jpg友人に紹介されて聴くようになりましたが、彼の歌を聴いていると自然と涙が流れています。

そもそも社会人になってから、めっきり流行の曲を聴かなくなりました。
仕事が忙しくてチェックする暇もないという理由もありますが、歌詞に感情移入できなくなったというのが最大の原因だと思います。
最近は、ラップやヒップホップが流行ですが、それらの歌詞はめちゃくちゃポジティブなんですよね。
 ・「人生に感謝 Hey!」
 ・「両親に感謝 Yeah!!」
 ・「夢があれば必ず叶う Oh! Yes!!」 etc・・・


しかし、それなりに世の中にもまれた大人であれば、うまくいかないことの方がはるかに多いことを知っています。失敗、挫折、失恋などがむしろ当たり前で、なんでもかんでもポジティブな歌詞は心に入ってこないんですよね。

ところが、馬場俊英さんの歌(『スタートライン〜新しい風』)は
 もうダメさ これ以上前に進めないそんな日が誰にだってある
 これからのことを思うと負けそうになる
 心配なことがあってしゃがみそうになる

 と挫折したところから歌がはじまります。ですが、負けてそれで終わりではないのです。

 だけど雨でも晴れでも何でもいつでも
 その気になりゃ何度でもやり直せる


 だからそうだよ くじけそうな時こそ遠くを見るんだよ
 チャンスは何度でも君のそばに
           スタートライン/馬場俊英 - 歌詞GET
実は、これを書いている今もすでに涙腺が壊れています。

今、大変な数の被災者がいますが、彼らは「あまりに『がんばって』といわれると、逆に心が重くなる」といいます。
「がんばる」ことはかなりエネルギーが必要ですよね。被災者には、まだそのエネルギーがないはずです。
だから、彼らには「くじけそうな時こそ遠くを見るんだよ」と祈ってあげてください。

なぜ、この馬場俊英さんの歌はこうも心に染み入るのか、それは彼自身の挫折と再起の経験を歌にしているからでしょう。

馬場俊英さんは1967年、埼玉県寄居町の出身。埼玉県立熊谷西高校を卒業。自分も埼玉県北の高校出身なのでさらに親しみがあります。
1996年、28歳でデビューしますが、なかなか花開く事がなく4年後に事務所から契約を切られます

それでも音楽をあきらめることができず、小さなバーやカフェなどで活動していました。
また、自主レーベルを設立し、CDも自主制作して発送までもすべて自分の手で行ったそうです。

後輩のコブクロは彼を慕う友人であり、彼らを含むいろいろな人の協力のもとラジオで曲を流してもらえるようになり、そこから大阪を中心に人気が口コミで広がっていきました。

そして05年に一度クビになった事務所と再契約し、『BOYS ON THE RUN 4 SONGS』でメジャー復帰します。
それからは人気が拡大し、07年についに紅白歌合戦に初出場し『スタートライン〜新しい風』を歌いました。

「負けてもいいじゃないか」という言葉はとても安心できる言葉です。
・子供の成績が悪いときは、親は「次がんばればいいじゃないか」と言ってあげてください。
・今月の営業成績が悪かった部下には「来月がんばればいいじゃないか」と励ましてください。

GDPが世界第3位に落ちたと思ったら、追い討ちをかけるように大地震、津波、原発事故の3連コンボでダウン寸前の日本ですが「その気になりゃ何度でもやり直せる」のです。



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2010年11月26日

「Where the Streets Have No Name」(U2)

「Where the Streets Have No Name」(U2、1987年)。
世界中で大ヒットしたU2初期のアルバム『ヨシュア・トゥリー』からの1曲。
”I want to tear down the walls. That hold me inside.”(ぶっ壊してやりたい、自分を閉じ込めるこの壁を)と、つねに変革を求めてきたU2らしい歌詞が散りばめられています。

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「Where the Streets Have No Name (I Can't Take My Eyes off You)」(Pet Shop Boys、1991年)。
曲の前半はU2の「Where the Streets Have No Name」。
サビだけ「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」というPet Shop Boysらしい奇想天外なカバー。

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2008年11月15日

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                    特設記事



アイアン・メイデン  アニー・レノックス  アース・ウィンド・アンド・ファイアー  R.E.M.  
イエス  ウェザー・リポート  ヴァン・ヘイレン  ウェイン・ショーター( )  
エアロスミス  エド・シーラン  エミリー・サンデー  エレクトリック・ライト・オーケストラ  
エレファントカシマシ
エルガー
 『威風堂々』  『愛のあいさつ』
ELSA『T'en va pas』  エルボー  AC/DC  AKB48( )  オアシス  大江千里  
奥田民生  オジー・オズボーン



カイザー・チーフス  カウント・ベイシー  『風の谷のナウシカ』(安田成美、クレモンティーヌ)
カシオペア  カート・コバーン  KISS  『君の瞳に恋してる』  キャノンボール・アダレイ
キンクス  キース・ジャレット  Queen & フレディ・マーキュリー(   )  
グレン・ミラー  ケイ赤城  米米CLUB



サザンオールスターズ  ザ・フー  ザ・ベンチャーズ  ジ・アルフィー  椎名林檎  
ジェシー・J  ジェネシス  シカゴ  ジャコ・パストリアス( )  
『Jupiter』(平原綾香)  ジュリアン・ロイド・ウェバー  女王様  ジョー・ザヴィヌル  
ジョージ・マイケル  ジョン・コルトレーン  ジョン・マクラフリン  ジョン・レノン  
ジーザス・ジョーンズ  スターダストレビュー  
スティング
     『Last Session』(スティング&ギル・エヴァンス)
ストンプ  スパイス・ガールズ  『そして僕は途方に暮れる』(大沢誉志幸)



タイオ・クルーズ  タイニー・テンパー  『但願人長久』  ダークダックス  『地図をください』(遊佐未森)
チック・コリア  CHAGE and ASKA  チャック・ベリー
『超時空要塞マクロス』  テイク・ザット  デイヴ・グロール  
T-SQUARE  『DAIVA』  デビッド・ボウイ  デフ・レパード  デュラン・デュラン  
デューク・エイセス  デューク・エリントン  東儀秀樹  TOM★CAT  
ドリフターズ(日)  ドリフターズ(米)  『トレインスポッティング』



ニック・メイスン  ニルヴァーナ  
『ネバーエンディング・ストーリー』(リマール、羽賀健二、E-girls)  ノエル・ギャラガー



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馬場俊英  ハービー・ハンコック  ビル・エヴァンス  ピンク・フロイド  ビージーズ  
ビーディ・アイ  ビートルズ( )  
ファットボーイ・スリム  ブライアン・メイ  フランキー・ヴァリ  フランク・ザッパ  ブラー  ブリットポップ  
フリートウッド・マック  プリンス  フー・ファイターズ  
ベニー・グッドマン  ボニージャックス  ホルスト  ボーイズ・タウン・ギャング  ポール・チェンバース

ペット・ショップ・ボーイズ
   

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ロンドンオリンピック閉会式「イギリス音楽のシンフォニー」 ダイジェスト
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