2020年10月05日

『TENET』、超難解なので予習してから観るのもアリ

大ヒット中の『TENET』を見てきました。いやー、皆が言っている通りわけがわからん(;^ω^)
ただ、映像はとんでもなかった。最後まで見せ場の連続でした。

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実は私、さまざまなネタバレサイト、ネタバレ動画を見て万全の予習をして見に行きました。つまり、結末を知ってしまった上で映画を見たのです

そんなの邪道だと思うでしょう。しかし、本作のクリストファー・ノーラン監督はこれまで玄人好みの難解な作品ばかり作ってきました。中でも『メメント』や『インセプション』などは、ネタバレを読んでも良くわからないという始末 (T△T)

そうしたことから、今回は予習をしてから見に行ったわけですが、結果的には正解!かなり理解できました。もちろん、大部分は意味不明のままですが・・・(;^ω^)


●メインキャストも脇役も素晴らしい
主演の「名もなき男」を演じたジョン・デヴィッド・ワシントンほか、ロバート・パティンソン(良き相棒ニール)、ケネス・ブラナー(冷酷なロシア商人セイター)、エリザベス・デビッキ(セイターの妻で本作のヒロインであるキャット)など、メインキャストの演技の素晴らしさには誰もが納得したことでしょう。

加えて、脇を固める俳優たちも「おやっ?」と思う人たちばかり。マイケル・クロズビー卿を演じたのは、クリストファー・ノーラン映画の超常連、これで7回目の出演になったマイケル・ケイン。

秘密組織TENETの協力者マヒアを演じたのはヒメーシュ・パテル。『イエスタデイ』で主役を演じましたが、そのときの髭面のままこちらでも出演
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そして個人的に気になったのは、冒頭で敵の拷問から救出され目覚めた主人公をTENETに勧誘したエージェント、フェイ。演じたのはマーティン・ドノヴァン。こっ、この顔は覚えているぞ、『The Art of Racing in the Rain』で憎たらしい義父を演じた奴や! 

わずかな登場時間なのに、記憶に残る脇役ばかり。さすがはクリストファー・ノーラン監督、配役も妥協しません。


●参考にしたネタバレサイト&動画
とても役に立ったネタバレサイト&動画を列挙しておきます。ネタバレ覚悟で鑑賞前に見て予習するも良し、鑑賞後に復習として見るもいいでしょう。いずれにしても、一回だけ見て理解することは不可能な映画ということはハッキリしています

<サイト>
https://note.com/yawarakamegane/n/n547d1a831791
基本情報はまずここで。

https://liginc.co.jp/524089
クリストファー・ノーランの過去作も含めて、体系的に解説しています。

https://note.com/iso_zin_/n/n1735240d4cfa
時系列や人物相関図がわかりやすいです。

<動画>
https://youtu.be/57NAOFjTnqE
公開直後から解説動画をアップしていました。ある意味、老舗動画。

https://www.youtube.com/c/CGBeginner
理系の知識が豊富! 時系列の解説アニメーションがスゴイわかりやすいです。

https://www.youtube.com/watch?v=D0fdqG01XxU
セイターから考察するロシア人気質について。


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posted by すぱあく at 17:00| 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする