下の写真が東映版スパイダーマンですね。
何だか、アメリカンヒーローには違和感のある巨大ロボまでいますけど・・・!?(;^ω^)

当時、東映はマーベル・コミック社と契約を交わし、好きにキャラクターを利用できる権利を取得しました。その結果どうなったかというと、モロに日本人が好みそうなテイストを盛り込んで制作し、1978年に東映テレビドラマ(全41話)として放送されたのです。
大きな特徴として巨大ロボがありました。この機体の名は「レオパルドン」。スパイダーマンがそれに乗って、銀河の彼方からやってきた悪の組織「鉄十字団」と戦いました。
いやいやいや・・・もうアメリカンヒーローとしてのオリジナル要素が微塵も存在していません。マーベル社や原作者スタン・リー氏は怒らなかったのかな?(;^ω^)
ただ、この作風は日本人にドストライクだったようで、高視聴率をマークしました。そして、東映はこの成功に自信を得て、1979年に『バトルフィーバーJ』を制作。以後スーパー戦隊シリーズとして、今に至るまで40年以上の人気作品となっています。
つまり東映版スパイダーマンがなかったら、スーパー戦隊シリーズも存在していなかったかもしれないのです。そう考えたら、イロモノ扱いしてはいけない作品といえますね。
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