広大な山内は荘厳な雰囲気が満ちており、どこを撮っても映えます。
弘法大師が入定(にゅうじょう)されている聖地「奥之院」までの参道には、超メジャーな大名の墓石が多数置かれています。写真下は武田信玄,、勝頼親子の墓です(※武田神社、恵林寺など複数ある墓所のひとつ)。
宗教施設なので適切な表現じゃないかもしれませんが、ここはまるで「テーマパーク」。実際に和歌山県高野町というひとつの町を形成し、小学校から大学まで存在します。
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加えて、どの施設も観光客慣れしています。標高900m以上の所に位置していますが、携帯もWifiも問題なし。多言語化も進んでおり、外国人観光客もストレスフリーでしょう。816年に空海が高野山を賜ってからすでに1200年! これこそ蓄積と余裕が成せる業でしょうか!
写真下は高野山のシンボル壇上伽藍の根本大塔。48.5mもあり、写真で見るよりはるかに巨大な迫力がありました。
山内の寺院は100以上あり、宿坊も兼ねています。ただし、1泊1万〜2万円以上とどれも高め。精進料理や座禅など貴重な体験がプラスされていると考えるのがいいでしょう。なお、寺院ではなく民間が運営しているゲストハウスもあり、それらはリーズナブルで泊まれます。
熊野古道の参詣をセットで考えている人は、宿坊を拠点にして移動するのが便利です。
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