
旅行ができなくなり、ガイドブックの老舗『地球の歩き方』は売上9割減にまでなったそうです。
ところが、そこからのV字回復を達成。決め手は、らしさ全開の超個性的コラボシリーズでした。とにかく最近の同社のラインナップは、いい意味でぶっ飛んでいます。
・『地球の歩き方 ムー 異世界の歩き方』
・『地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険』
・『地球の歩き方 水曜どうでしょう』
いやぁ、月刊『ムー』ですよ。UFOとかオーパーツとかの。こことのコラボなんて普通の会社じゃ、企画会議に通らんでしょ。凄い会社だ。
そしてジョジョ。買っちゃいましたね。ジョジョは舞台がほぼ全世界なんで、聖地巡礼にはお金も時間もかかって不可能。だから、このガイドブックはとてもありがたい。見ているだけで、旅に行った気分になれます。私も何カ国か行ったことがあるので、次回からマニアックなJOJO聖地をご紹介しましょう!
実は月刊『ムー』とのコラボには、一応の理由があります。『ムー』は1979年に学研から創刊。学研の教育雑誌でオカルトコーナーが人気だったことから、オカルト専門誌を立ち上げ、その後40年を超える根強い人気を獲得しました。2020年になり、学研の事業再編により学研と日本創発グループが共同出資したワン・パブリッシングに移管。ワン・パブリッシングは学研グループではなく日本創発グループに属しますが、それでも学研との縁が残っています。
そして2021年、コロナ禍で売上が激減していた『地球の歩き方』を、版元だったダイヤモンド社は身売りを決意。学研が買収します。こうして学研の縁によって、両誌に世にも奇妙な化学反応が生まれることになりました。超常現象をも身に付けてしまった『地球の歩き方』、今後の快進撃から目が離せません。
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