
公開当時、「全米ナンバー3のスカイアクション」という宣伝文句が逆に新鮮でした。だって、あれだけ誇大広告が常套手段のアメリカ映画で、“全米ナンバー3”を謳うなんて凄くないですか? その謙虚さと珍しさに感心して劇場で見てしまいました。
あらすじ。有罪となったハッカーを移送中のボーイング747が、武装したハイジャッカーに襲われた。彼らはハッカーを奪還すると、5000メートルの高空からスカイダイビングで逃亡。弟を殺された主人公の麻薬捜査官は悪党を捉えるために、自らもスカイダイビングで一味に挑む。
同時期に、チャーリー・シーン主演の『ターミナル・ベロシティ』も公開されており、なぜかスカイダイビングものがかぶった時期でした。
ストーリーはあって無いようなもの。とにかくスカイダイビングを見せたくて作られた映画です。空からのダイブシーンは迫力ありますが、同じような光景が続くので途中で飽きます。それと、高所恐怖症の人、乗り物酔いする人は見ない方がいいかも。
結論を言いますと、B級映画ファン以外は
“全米ナンバー3”には手を出さない方が無難でしょう。
★関連記事
・『バタリアン2』 同時上映 『ドン松五郎の大冒険』
・映画・ドラマレビュー一覧
![]() | 新品価格 |
