2015年06月13日

“全米ナンバー3”という微妙なB級映画『ドロップ・ゾーン』

dropzone.jpg『ドロップ・ゾーン』(主演:ウェズリー・スナイプス、監督:ジョン・バダム、1994年)。典型的なB級映画なので、ウェズリー・スナイプスのファン以外、知っている人は少ないと思います。

公開当時、「全米ナンバー3のスカイアクション」という宣伝文句が逆に新鮮でした。だって、あれだけ誇大広告が常套手段のアメリカ映画で、“全米ナンバー3”を謳うなんて凄くないですか? その謙虚さと珍しさに感心して劇場で見てしまいました。
あらすじ。有罪となったハッカーを移送中のボーイング747が、武装したハイジャッカーに襲われた。彼らはハッカーを奪還すると、5000メートルの高空からスカイダイビングで逃亡。弟を殺された主人公の麻薬捜査官は悪党を捉えるために、自らもスカイダイビングで一味に挑む。

同時期に、チャーリー・シーン主演の『ターミナル・ベロシティ』も公開されており、なぜかスカイダイビングものがかぶった時期でした。

ストーリーはあって無いようなもの。とにかくスカイダイビングを見せたくて作られた映画です。空からのダイブシーンは迫力ありますが、同じような光景が続くので途中で飽きます。それと、高所恐怖症の人、乗り物酔いする人は見ない方がいいかも。

結論を言いますと、B級映画ファン以外は
“全米ナンバー3”には手を出さない方が無難でしょう


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posted by すぱあく at 08:00 | TrackBack(0) | アメリカ合衆国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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