
それが『七つの大罪』(鈴木 央、2012年〜)です。
現在「週刊少年マガジン」で連載中。明日10月5日からテレビアニメもスタートする人気マンガです。
このマンガの魅力は数えきれないほどあるのですが、スピード感ある展開、魅力的なキャラクターなどが人気の理由だと思います。
ストーリーはシンプル
まず絵がキレイですね。作者の鈴木 央(すずき なかば)は、ジャンプで『ライジングインパクト』という人気マンガを連載していたベテラン。その後、サンデー、チャンピオンでも連載を持ち、さらにはマガジンでこの『七つの大罪』を連載。なんと4大週刊少年誌の全てに連載経験を持つマンガ家です。
手塚治虫や永井豪の時代ならともかく、出版社がマンガ家の専属制を導入してからは、そういう人はほとんどいなくなったので、かなりスゴイ人といえます。
ストーリーはとてもシンプル。悪い聖騎士団 VS 良い「七つの大罪」という勧善懲悪です。
クーデターを起こした聖騎士団によって乗っ取られたリオネス王国。王国から逃げ出した王女エリザベス(画像左)は、聖騎士団を倒せる存在「七つの大罪」を探す旅に出ます。しかし、追手に捕まりそうなるエリザベス。その危機を救った一人の子供。彼こそが、伝説の騎士団「七つの大罪」の団長メリオダス(画像中央)だったのです。彼の相棒で言葉を話せる豚のホーク(画像右)とともに、残りの「七つの大罪」メンバーを探す旅が始まりました。そして、聖騎士団の討伐と王国の解放を目指すのでした。
スピード感がたまらない
このマンガ、展開がとても早いのが良いです。カルピスマンガと揶揄されるほど展開が遅い『BLEACH』や、いつ連載再会するのかわからない『ベルセルク』や『HUNTER×HUNTER』と比べれば、ワクワク感を持続した状態で読めます。
また、『ドラゴンボール』のような迫力あるコマ割が多く、スピード感を表現する画力もたまりません。

どいつも魅力的だ!!
そして、なんといっても出てくるキャラクターみんなが魅力的です。
まずは「七つの大罪」メンバー。七人全員が一騎当千の破壊力を持つ伝説の騎士団。それぞれが何かしらの大罪で裁かれるところを騎士団として結成。数々の武勲を上げて英雄になりました。ところが、騎士団長殺害の濡れ衣を着せられて一転お尋ね者になり、それ以降は生死不明の状態に。

敵もパネェぞ!敵方のハウザ―は能天気なキャラなのですが、途中で自分たちが正義なのか悩み始めます。その当たりの描写も秀逸。ヘンドリクセンのラスボス感も半端ないっす!このマンガ、マジおもしろいっすよ!!

★外部リンク
・アニメ『七つの大罪』公式サイト
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