とくに先日引退したばかりの宮崎駿が監督した『カリオストロの城』(1979年)をマイ・フェイバリット映画に挙げる人は多いですね。
さて、意外と存在を知られていないのが、『ルパン三世』の実写版です。
「えっ!? そんなのあるの?」という人も多いと思います。
あるんですよ! それが『ルパン三世 念力珍作戦』(1974年)。おそらく、劇場公開された最初の作品だと思います。
気になる配役を見ますと、
ルパン三世(目黒祐樹)
峰不二子(江崎英子)
銭形警部(伊東四朗)
次元大介(田中邦衛)
五右衛門はいません。次元が田中邦衛で銭型警部が伊東四朗で、今から見ると豪華キャストです。とはいえ、当時の彼らはまだ若手俳優。来た仕事は何でも受けるという時期だったと思います。
内容はハッキリ言って超B級。タイトルだけがルパンと言っても過言ではない内容です。
とてもテレビ放映するようなクオリティではないので、それでマイナーなんだろうと思います。
実写版『デビルマン』やら『ガッチャマン』がクソ映画として叩かれる昨今ですが、この映画のやっつけ感を見れば、
「まぁ映画なんて所詮娯楽だし、そんなに目くじら立ててもしょうがないな」と悟りを得られると思います。
B級映画ファンは絶対見ておいた方がいい、それぐらいの破壊力を持った映画です。
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