私はこのブログを「です・ます調」で書いています。
一方で、仕事(出版関係)で記事を書くときは、ほとんどが「である調」です。
双方を比較してみますと、以下のような違いがあります。
●「です・ます調」 表現が柔らかくて親しみやすい
●「である調」 高圧的だが、説得力がある
さて、ほとんどの外国語にはこうした違いがないと思われます。
ですから日本人は、その文章の発言者によって「です・ます調」か「である調」に脳内変換します。
例えば、I like Japan. I like sushi very much. という文章
普通なら「私は日本が好きです。とくに寿司は大好きです」という風に訳しますよね。

「俺は日本が好きだぜ。寿司は大好物さ」という風に訳されます(特に音楽雑誌)。
これだけ考えても、日本語の敬語は大変難しいと感じます。しかし、その分表現にバラエティがあり、素晴らしい言語だとも思います。
ラベル:日本語