2011年04月03日

「です・ます調」と「である調」

日本語には「です・ます調」「である調」があります。
私はこのブログを「です・ます調」で書いています。
一方で、仕事(出版関係)で記事を書くときは、ほとんどが「である調」です。

双方を比較してみますと、以下のような違いがあります。
●「です・ます調」 表現が柔らかくて親しみやすい
●「である調」 高圧的だが、説得力がある


さて、ほとんどの外国語にはこうした違いがないと思われます。
ですから日本人は、その文章の発言者によって「です・ます調」か「である調」に脳内変換します。

例えば、I like Japan. I like sushi very much. という文章
普通なら「私は日本が好きです。とくに寿司は大好きです」という風に訳しますよね。

taylor.jpgところが、同じセリフをロックスターが発言したとしたら・・・
「俺は日本が好きだぜ。寿司は大好物さ」という風に訳されます(特に音楽雑誌)。

これだけ考えても、日本語の敬語は大変難しいと感じます。しかし、その分表現にバラエティがあり、素晴らしい言語だとも思います。

ラベル:日本語
posted by すぱあく at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。