
ロックバンドでサザン級は少ないのではないでしょうか。
日本の長寿バンドの条件も海外編と同じく
・一度も解散をしていないこと。つまり再結成は除外
・活動休止や、解散かどうかよく解らない期間があるバンドは例外的に載せる
・メンバーチェンジの頻度は問わない
・基本的にはロックバンド中心だが、一部のインストバンド、コーラスグループも含む
※2016年3月追記
読者の方々からいただいた貴重な情報も追加しました。本当はリニューアルした2016年版を作ろうかと思いましたが、そうするとCHAGE and ASKAが例の事件によって、なかったことになるので止めました。よって、2011年現在での結成年数にしています。
結成51年以上
・ダークダックス(1951年、60年目)
メンバー全員が慶應義塾大学経済学部で同じサークルの出身
・デューク・エイセス(1955年、56年目)
黒人霊歌や「にほんのうた」シリーズがレパートリー
・ザ・ドリフターズ(1955年、56年目)
現在では、メンバーが集まっての音楽活動はないが「解散」はしていません
・ボニージャックス(1958年、53年目)
メンバーは早稲田大学グリークラブ出身
結成30〜40年
・THE MODS(1974年、37年目)
80年代のパンクロックシーンを牽引したバンド
・ジ・アルフィー(1974年、37年目)
メンバーはそれぞれ好きなことをやりながら、強い結束力で結ばれている感じ
・ムーンライダーズ(1975年、36年目)
いちはやくシンセサイザーを取り入れるなど、革新的な音楽が特徴
・サザンオールスターズ(1975年、36年目、活動休止中)
親子2代で思い出の曲がある、そんなバンドになっています

F1の「TRUTH」が有名
・ハウンドドッグ(1976年、35年目)
解散騒動→→→訴訟→→→現在事実上、大友康平のソロ状態
・THE STAR CLUB(1977年、34年目)
頻繁にメンバーチェンジを繰り返しながらも継続中!
・CHAGE and ASKA(1978年、33年目、活動休止中)
解散ではなく活動休止の道を選びました。ホっとしたファンは多いはず
・フリクション(1978年、33年目)
即興演奏中心のアバンギャルド音楽を展開したバンド
・ヒカシュー(1978年、33年目)
テクノ、ジャズ、クラシック、雅楽などまで取り込む幅広さが特徴
・スターダストレビュー(1979年、32年目)
埼玉県北部が生んだ星。コンサートでは根本要のべしゃりが有名
・エレファントカシマシ(1981年、30年目)
リスペクトしているミュージシャン、業界人多数
日本では、メジャーで30年以上となるとこのくらいかもしれません。でも、意外といらっしゃいますね。
20年選手となると、筋肉少女帯が29年目(1982年)、怒髪天が27年目(1984年)、BUCK‐TICK、東京スカパラダイスオーケストラ、Sing Like Talkingが26年目(1985年)、スピッツ、人間椅子が24年目(1987年)、B'z、DREAMS COME TRUE、シャ乱Q(活動休止中)、ウルフルズ(活動休止中)が23年目(1988年)、ビギン、Mr.Childrenが22年目(1989年)。
いつまでも仲が良さそうなアルフィーは集団の理想型といえます。その対極にあるのがハウンドドッグで、メンバー脱退や訴訟騒ぎの様子は、ガンズ・アンド・ローゼズに似ています。和製ガンズといってもいいのではないでしょうか(不名誉な意味で)。
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