2010年08月21日

中国映画パワーの破壊力 タレント&愛国映画『建国大業』

中国映画が世界を席巻しようとしています。
映画『レッドクリフ』がわかりやすいと思います。

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- スタンダード・エディション [DVD]

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有名なタレントを大量投入し、中村獅童も出演して日本マーケットも狙う。そして、当然意識しているのはハリウッドです。
今の中国には、それをやってのける資金力があります。
これから、さらにすごいことになるのではないでしょうか。

日本では未公開でしたが、『建国大業』という映画もなかなかの破壊力を持っています。

建国大業.jpg

これは抗日戦争終了後、国共内戦を経て、中国共産党が1949年に中華人民共和国を建国するまでを映画化したものです。

内容は完全なプロパガンダなのですが、中国大陸・香港のスターを大集結させてつくったタレント映画ともいえます。

内容に興味なくても、タレントに興味あるファンは多いと思うのですが、残念ながら日本では未公開。DVDもありません。ただ、これは「タレント映画」として一見の価値があります。

とにかく出演者が豪華絢爛です。
ジャッキー・チェン
ジェット・リー
アンディ・ラウ
チャン・ツィイー
ドニー・イェン
ヴィッキー・チャオ
姜文
トニー・レオン
映画監督のチェン・カイコーや馮小剛も出演しています。

これらの俳優・女優が、わずか1〜2分の出演のため、ノーギャラで出たそうです。
彼らは「私は愛国者、ノーギャラでも出演するわ」とアピールしたかったと思いますが、国籍を中国から移していることを指摘されて、「何が愛国者だ」と非難されてしまったタレントもいます。
 例:ドニー・イェン(アメリカ)、姜文(フランス)、ジェット・リー(シンガポール)など


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posted by すぱあく at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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