2010年08月21日

モンゴル帝国を退けた国・人物

モンゴル帝国は、「行けるところまで行く」という戦略を取っていたため、際限なく領土が広がっていきました。
ですから、その動きがストップした地域には蒙古軍を撃退した国や人物がいたわけです。
そんな勇猛かつ運のいい国や人物を見ていきましょう。
下図はモンゴル帝国の最大版図です。それにしても冗談みたいな大きさですね

mongol_map.jpg
Henryk.jpg
@1241年 ワールシュタットの戦い
○モンゴル帝国(バトゥ) VS ×ポーランド王国(ヘンリク2世)
・ポーランド王のヘンリク2世が戦死し、壊滅的な打撃を受ける
・しかし、モンゴル帝国皇帝のオゴテイが死去したため、バトゥは帰国を余儀なくされる
・ポーランドを含めた欧州世界は命拾いする




tokimune.jpgA1274年 文永の役、1281年 弘安の役
○鎌倉幕府(第8代執権・北条時宗) VS ×モンゴル帝国(大元・高麗の連合軍)
・二度とも神風が吹いて退却
北条時宗は、反対分子の兄・時輔を謀殺したり、日蓮を佐渡に流刑にしたり陰謀家の一面も。
・蒙古撃退直後の1284年に死去
琉球大・池田栄史教授が元寇船を長崎・松浦沖で発見
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Baibars2.jpgB1277年 アナトリアにおける戦い
○マムルーク朝(第5代スルタン・バイバルス) VS ×モンゴル帝国(イルハン朝)
バイバルスがモンゴル軍を撃退し、ダマスカスに凱旋するも直後に急死
・モンゴル軍の編成は、事実上服属していたトルコ人
・モンゴル軍はこの敗北で進軍はシリアで止まる
・日本ではマイナーのバイバルスだが、シリアではサラディンと並ぶ英雄



C1288年 白藤江の戦い
chan.jpg○陳朝(第3代皇帝仁宗、将軍・陳興道) VS ×モンゴル帝国(大元)
陳興道(チャン・フン・ダオ)が巧みなゲリラ戦で元軍に大勝
・ベトナムはモンゴルの服属を免れる
・陳興道も日本ではマイナーだが、今もベトナムの英雄
・ベトナムは当代最強のモンゴル軍に勝利し、20世紀も当代最強のアメリカ軍に勝利








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NHK大河ドラマ『北条時宗』(2001年)。主演はダブルブッキングで世間を騒がせる前の和泉元禰。モンゴル帝国皇帝のクビライ・カーンやマルコ・ポーロまで登場した、歴史ファンにはアツイ作品。

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posted by すぱあく at 08:00| Comment(1) | TrackBack(0) | アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中国歴史ドラマにはまり、「元 モンゴル帝国 DVD 」の検索で、こちらのブログにヒットしました。
興味深いのですが…、ジャワの若き将軍ウィジャヤの記事が欠落しています。
因みに、市販の一般書では、『苦い花梨 マジャパヒト』 単行本 – 2014/1/8 中原洋 (著)
があります。参考まで…。

Posted by 古瀬 at 2016年09月26日 15:12
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