2014年08月03日

司馬遼太郎 『最後の将軍−徳川慶喜』

yoshinobu司馬遼太郎 『最後の将軍−徳川慶喜』。江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜(1837年〜1913年)の生い立ちから没するまでを描いた作品です。

徳川慶喜は、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭の七男として生まれました。七男なので、幼名は七郎麻呂(しちろうまろ)。江戸で生まれましたが、すぐに水戸に移り、9歳まで藩校・弘道館で学びます。
水戸藩の藩校・弘道館に行ってきました!

1847年、御三卿・一橋家の養子となり、家督を継ぎます。その後、将軍継嗣問題を経て、1867年に江戸幕府15代将軍に就きます。しかし、時は幕末動乱の真っ只中。短い期間に、あらゆることが立て続けに起こります。同年10月には大政奉還が行われ、江戸幕府にピリオドを打つ役目となりました。

1868年1月、戊辰戦争の鳥羽・伏見の戦いでは、旧幕府軍が敗退し形勢不利になったと見るや、さっさと江戸を退却してしまいます。こうした行動もあって、幕末ドラマにおいてポジティブに描かれることがほとんどありません。

やはり一時代に幕引きする仕事って、汚れ役ですよね。倒産したとき涙を流して、「社員は悪くないんですっ」と言っていた山一證券の野澤正平社長を思い出してしまいました。


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posted by すぱあく at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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