2012年09月17日

陳舜臣『琉球の風』

ryukyunokaze.jpg琉球王国を舞台にした小説は、当然ながら本土のものと比べれば数は多くありませんが、古くは江戸時代に滝沢馬琴が建国神話に当たる『椿説弓張月』を書いています

琉球王国は、1609(慶長14)年に薩摩藩に支配されるまでは長く独立を保っていました。現在の沖縄県においても独特な文化が特徴ですが、それもそのはずなんですね。その独立が終わろうとしている16世紀末が、本作の舞台です。

1993年にNHK大河ドラマにもなりました。主演は東山紀之。この頃NHKは、大河ドラマのマンネリを打破するため、本作から3連続で大変化球を投げ続けます。
 ・第一弾『琉球の風』
 ・第二弾『炎立つ』
 ・第三弾『花の乱』

しかし、結果的に視聴率が振るわなかったという理由で、また元に戻って「戦国→幕末の無限ループ」に。おかげで本能寺の変と坂本龍馬を何回も見る羽目に。民放と違ってNHKぐらいは視聴率を無視して、実験的でいい作品を作ってもいいと思うんですけどね。


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posted by すぱあく at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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