2014年12月22日

ビッグバンドジャズの登場

Glenn_Miller.jpgジャズは、1900年〜1910年代にかけてアメリカ・ニューオーリンズで発祥しました。1920年代になると、仕事を求めたミュージシャンたちがシカゴやニューヨークに移動し、各地で普及していきます。とくにニューヨークは「ジャズの聖地」として繁栄。歌や踊りのバックに流れる音楽として、ジャズはハーレムや高級クラブなどで高い人気を誇りました。

1920年に「禁酒法」(〜1933年)が制定。マフィアが経営する違法酒場でも、ジャズは大人気の音楽になります。

1929年に「世界大恐慌」が発生。ニューヨークのウォール街が壊滅的な打撃を受けました。人々が絶望感に沈む中、ジャズは希望が持てる明るい音楽として、さらに進化を遂げていきます。それがスウィング・ジャズ。陽気で自然と体が踊り出してしまうような音楽に、人々は夢中になりました。

このとき登場したのが、トランペット、サックス、トロンボーンなどによる大編成のビッグバンドでした。代表的な人物は、ピアニストのデューク・エリントンカウント・ベイシー、クラリネットのベニー・グッドマン、トロンボーンのグレン・ミラー。彼らが率いたビッグバンドは、米国各地のダンスクラブを席巻したのです。

「シング・シング・シング」(ベニー・グッドマン)、「イン・ザ・ムード」(グレン・ミラー)、「A列車で行こう」(デューク・エリントン)、「パリの4月」(カウント・ベイシー)といった曲は、スタンダードナンバーとして学生ビッグバンドやブラスバンドで頻繁に演奏されています。ジャズに詳しくない人でも、必ず聞いたことがあるほど有名な曲です。


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posted by すぱあく at 05:19| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ合衆国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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