2012年11月29日

百人一首18 藤原敏行朝臣

toshiyuki.jpg
住の江の 岸に寄る波 よるさえや
 夢の通い路 人目よくらむ

★歌意
住吉の海岸にうち寄せる波のように、夜、あの人に逢いに通って行く夢を見ようとしても、(人目のない夜なのに)その夢の中の恋の通い道で、私はどうして人目を避けているのだろうか(夢の中でも逢えない)。


★解説
「住の江」は、現在の大阪市住吉区住吉の浦。岸に打ち寄せる波の強さが表現されています。男は人目を避けて女性に逢いにいこうとしており、抑えようとしても抑えきれない波のような恋慕の強烈さが表れています。


★人物
藤原敏行(ふじわら の としゆき、生年不詳〜907年または901年)
平安時代初期の歌人で三十六歌仙のひとり。小野道風が古今最高の書家として空海とともに敏行の名を挙げていますが、現存する書跡はわずか一点しか残っていません。


★関連記事
百人一首一覧
日本史 年代別記事一覧
歓迎日本 大阪府

posted by すぱあく at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック